診療科案内
心臓血管外科
心臓・大血管は予防検査が大切と言われている理由は?
心臓の病気は重症化する前の治療がとても重要です。しかし、心臓・血管の病気は、初めの症状は息切れや疲れやすさなど年齢を重ねれば誰でも経験するような症状のため、発見が遅れることが多いのです。症状が出る頃には、重症化していることが多く、突然死することもあります。これらの理由から「サイレント・キラー(silent killer)」といわれ、発見の難しさも問題とされています。
初期症状
息切れ/疲れやすさ など
以下にあてはまる方には、心臓の病気(狭心症・心筋梗塞・弁膜症など)や
血管の病気(大動脈瘤・大動脈解離など)が隠れている可能性があります
血管の病気(大動脈瘤・大動脈解離など)が隠れている可能性があります
- ●60歳以上の高齢者
- ●糖尿病・高脂血症・高血圧と言われたことある
- ●健診で心雑音やレントゲン異常を言われた
- ●胸や背中に突然の強い痛みを感じたことがあった
- ●足のむくみが強く、靴が履きにくい
- ●夜寝ていると息苦しさを感じ、起きているほうが楽である
- ●以前は経験しなかった息切れやからだのだるさを感じる
- ●家族が心臓・大血管治療を受けたことがある
- ●タバコを長く吸っている
- ●不整脈を指摘されたことがある
- ●生活が不規則である
- ●歩いたり動くと足が痛いが、休憩するとおさまる
大切な患者さまへ
是非、心臓血管外科の外来で一度ご相談ください。専門医が診察の上、オーダーメイドの診療を提案します。
特に、心臓超音波+CT検査の組み合わせは、短時間で終わり身体の負担もゼロの検査です!
心臓血管外科担当ドクターよりメッセージ
病気が見つかったとしても、いきなり手術になるとは限りませんのでご安心ください。必要なければ手術は不要でお薬など併用してフォローアップしますし、たとえ手術が必要でもベストタイミングで治療にのぞむことが重要です。