診療科案内

内視鏡内科

専門医による苦痛の少ない内視鏡検査

食道、胃、十二指腸や大腸の粘膜を観察するための検査を内視鏡検査といいます。消化器の病気には、症状だけで鑑別するのが難しい疾患がありますが、内視鏡検査であれば診断することが可能です。鎮静剤を利用して、不安や苦痛が少なく検査を受けていただくことが可能です。経験豊富な医師や看護師が、検査を短時間で速やかに終了するよう心がけ、また、患者さまがリラックスして検査に臨めるよう取り組んでいます。

胃カメラ検査
(上部消化管内視鏡検査)

下記に該当する方は検査をおすすめします

  • 胸やけがする
  • 胃がもたれる
  • 胃が痛い
  • 吐き気がする
  • 嘔吐した
  • ピロリ菌を指摘された
  • 食欲が落ちた
  • みぞおちの辺りが痛む
  • 便が黒いことがある
  • 体重が急に減った

当院の胃カメラ検査

大腸カメラ検査
(下部消化管内視鏡検査)

下記に該当する方は検査をおすすめします

  • 便潜血検査で陽性反応が出た
  • 便に血液が混ざっていた
  • 便に白い粘液が絡まっていた
  • 排便後の便器が血液で赤く染まっていた
  • 長期間、お腹が張る
  • 体重が急激に減少している
  • 偏食生活が続いている
  • 親族に大腸がんに罹患した方がいる
  • 大腸カメラ検査を受けた経験がない

当院の大腸カメラ検査

検査をご希望の方はこちら
各内視鏡検査について

胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)とは

胃カメラ検査は柔軟な内視鏡を口から挿入し、食道・胃・十二指腸の異常の有無を調べる検査です。癌やポリープなどの腫瘍、炎症の有無などを調べ、必要な場合には生検(組織の一部を採取すること)を行います。

検査で分かる疾患と症状
  • 胃潰瘍
  • 胃ポリープ
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 慢性胃炎
  • 逆流性食道炎
  • 胃アニサキス症
  • ピロリ菌感染症
当院の胃カメラ検査

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)とは

大腸視鏡検査は柔軟な内視鏡を肛門から大腸へ挿入し、大腸の異常の有無を調べる検査です。大腸の癌やポリープ、炎症の有無などを調べ、必要な場合には生検(組織の一部を採取すること)やポリープ切除等の治療を行います。

検査で分かる疾患と症状
  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ
  • 潰瘍性大腸炎
  • 感染性腸炎
  • 虚血性腸炎
  • 大腸憩室出血
  • クローン病
当院の大腸カメラ検査

便潜血検査陽性の方へ

便潜血検査で陽性の結果が出た場合、どのように進めるべきか迷われるかもしれません。その後のステップについて詳しく説明します。陽性の結果は、消化管の微細な損傷、感染、または消化器系の病気など、さまざまな要因による可能性があります。しかし、この時点では具体的な疾患は確定できません。そのため、陽性の結果を受けたら、医師によるさらなる検査と専門的な診断を受けることをおすすめします。当院では、経験豊富な医師が丁寧に診察し、必要に応じて適切な治療やフォローアップの提案を行います。

健康診断で便潜血検査が陽性となった場合

検査に関しては、100%の正確性を持つものは稀です。特に便潜血検査は、高い正確性を持つわけではありません。便潜血が陽性となる理由はさまざまで、大腸がんであっても陰性の結果が出る場合もあります。このようなエラーは、検査の簡便さからくるものですが、陽性の結果が出た場合、大腸がんのリスクが高まることが知られています。
日本のデータによると、大腸がん検診のうち要精密検査となる割合は6%程度(2017年、日本対がん協会)で、精密検査を受けた割合は68.7%だったそうです。大腸がん検診で「要精査」になった場合の大腸がん発見率は4%程度です。便潜血反応が陽性だった場合は放置せず、大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。大腸カメラ検査とは、肛門からスコープを入れ、大腸の中を直接観察する検査です。出血している箇所を見つけだし、原因の判断や、適切な治療(がん・ポリープの切除など)、治療方針の決定を行います。大腸カメラ検査は痛みや不快感を感じる方もいるかもしれませんが、一昔前と比べて苦痛が少なくなり、検査が実施しやすくなっています。
便潜血検査で異常がなくても、必ずしも大腸がんがないわけではありません。日本の医療の考え方として、40歳以上の人は大腸カメラの検査を検討すべきです。したがって、便潜血検査で陽性となった場合、特に大腸カメラ検査の受診を強く推奨されます。

便潜血検査で陽性の原因

便潜血検査で陽性の結果が出ると、多くの方がその原因について疑問を持たれることでしょう。この検査は微量の出血を消化管から検出するためのものであり、陽性の結果はさまざまな要因によるものです。以下に、便潜血が陽性になる一般的な要因をいくつかご紹介いたします。

1. 消化器系の疾患
大腸がんや大腸ポリープ、胃腸炎、潰瘍など、消化器系のさまざまな疾患が原因で出血し、便潜血検査の結果が陽性になることがあります。

2. 出血を伴う病状
痔や裂肛など、肛門付近の出血も便潜血検査で陽性になる原因の一つです。

3. 食事の影響
特定の食べ物や薬物が原因で消化管に軽微な出血が起こることがあります。例えば、ある種の鉄分補給剤や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などがこれに該当します。

4. 偽陽性の結果
便潜血検査は非常に敏感であり、他の要因によって偽陽性の結果が出ることがあります。例えば、生理中の女性や、一部の食品(例:レアステーキ)を摂取した直後の場合などです。

便潜血検査の方法

免疫学的便潜血検査(※)

この方法は、ヒトの血液に反応する特定の方法を使用しています。化学的方法では食事の制限が必要ですが、免疫学的方法では食事の影響が少なく、通常通りの食事が可能です。多くのがん検診でこの方法が採用されていますが、欠点として、胃や食道の出血は検出できないことがあります。これは、これらの部位からの出血が消化酵素によって分解されてしまうためです。

※戸田市・蕨市を含む全国各地の多くの自治体が行う健診で実施されています。

化学的便潜血検査

長い間採用されているこの検査は、手軽に行える一方で、食事によって結果が影響を受けることがあります。この検査は血液中のヘモグロビンに関連する物質、ヘムを検出します。ヘムは特定のタンパク質であり、筋肉にも含まれています。したがって、検査の3日前までに肉を食べると、肉に含まれるヘムが検出され、誤って陽性となる可能性があります(偽陽性)。また、鉄を含むサプリメントや、緑黄色野菜の摂取も制限が必要です。医療スタッフからの説明に従い、検査のための指示を守ってください。

便潜血検査をおすすめする方

40歳以上の人々には、基本的に便潜血検査を受けることをお勧めします。もし陽性の結果が出た場合、早めに大腸カメラの検査を検討することが良いでしょう。また、便に血が見られる場合、一般的ながん検診だけでなく、消化器内科や大腸カメラを専門に取り扱う医療機関での相談を検討すべきです。痔からの出血も考えられますが、頻繁に痔が発生すると肛門や直腸、大腸に過度な負担がかかることがあり、がんのリスクも高まる可能性があります。痔の治療には悩むことも多いですが、便を柔らかくする薬や塗り薬を使うことで改善する場合もあるため、早めに専門医に相談することがおすすめです。

便潜血検査を受けるタイミング

多くの自治体ではがん検診が提供されており、子宮頸がん検診を除き、40歳以上の人々は胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんなどのリスクが増加します。がん検診は、しばしば後回しにされがちですが、早期発見により完治可能なケースが増えています。特に大腸がんの早期発見のための便潜血検査は、毎年の受診が推奨されています。「自治体からの案内を受けた1カ月以内に申し込みをする」、自治体でのがん検診の提供がない方は、「毎年の誕生月に受ける」といった方法で、忘れずに定期的な受診を心掛けましょう。

当院の胃カメラ検査

当院の胃カメラについて

胃カメラは、先端にCCDカメラが付いた細いスコープを挿入して、食道・胃・十二指腸といった上部消化管の粘膜を直接観察する検査です。食道がんや胃がんの早期発見が可能な検査として、最も有効です。
疑わしい病変が見つかれば、組織を採取することもでき、病理検査を行って確定診断につなげることができます。また、胃カメラを使用したピロリ菌検査も可能です。

当院の胃カメラの特徴

消化器内視鏡専門医によるご負担の少ない検査を実現しています

こ当院では、日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医が胃カメラ検査を担当します。患者様の負担を最小限に抑えられるよう、安心安全かつ正確な検査を実施しております。また、胃カメラ検査に嫌な思いをされた方でも安心いただけるよう、精緻な検査をスピーディに行うことで、患者様のお体への負担を軽減しています。検査中も患者様のお身体に異常が起こっていないか確認しながら進めていきますので、安心していただければと思います。

経口、経鼻いずれかを選択できます

当院では、経口内視鏡検査と経鼻内視鏡検査のいずれも実施可能です。負担を最小限に抑えられるよう、いずれの検査の場合でも非常に細いスコープを使用して検査を実施しておりますので、ご安心ください。

鼻から挿入する経鼻内視鏡検査

鼻からスコープを挿入する経鼻内視鏡検査で使用するスコープは、直径5〜6mm程度の非常に細いものです。経口内視鏡検査で使用するものよりも細く、また鼻から挿入することで舌の根元にスコープが当たらず、嘔吐反射が起こりづらいというメリットがあります。 また、口が塞がらないため検査中に医師とコミュニケーションを取ることも可能ですので、不安なことがありましたらお気軽にお申し付けください。さらに、軽めの局所麻酔をすることで鎮静剤が不要となりますので、検査が終わってからのお仕事や運転への影響も少なく、ご多忙な方にもお勧めできます。
これまで胃カメラ検査を受けたことがない方、過去の胃カメラ検査に嫌な思いをされた方は、経鼻内視鏡検査もぜひご検討ください。

口から挿入する経口内視鏡検査

経口内視鏡検査で使用するスコープは経鼻内視鏡検査で使用するものよりも太いものとなります。鮮明な映像を映し出すことで病変を効率的に発見できるようになり、早期発見に役立つと考えられています。また、検査中に生じた出血の治療も同時に行うことが可能です。

鎮静剤を使うことで苦痛を最小限に抑えています

経口内視鏡検査ではスコープが舌の根元に当たることで嘔吐反射が生じやすい傾向にあり、苦手に感じる方も多いかと思います。当院では、患者様の苦痛や苦手意識を最小限に抑えられるよう、鎮静剤を使用する無痛胃カメラ検査に対応しております。リラックスした状態を保ったまま、スムーズに短時間のうちに検査を行います。また、細径の内視鏡スコープを使用しているため、お体への負担も軽減できます。

高性能な富士フイルムの最新内視鏡システム「ELUXEO 7000システム」

当院では、LED光源を搭載し、画像強調観察BLI/LCI機能に対応した、富士フイルム社製の最新内視鏡システムを導入しています。がんなどの疾患の発見に役立つ、独自の画像強調観察機能(BLI:Blue Light Imaging)や画像処理機能(LCI:Linked Color Imaging)を搭載しており、今まで以上に精密な観察が可能となっています。

感染症防止のため徹底的な洗浄・滅菌を行っております

当院は院内の清潔を重視しており、内視鏡検査では使い捨てできるものをすべてディスポーザブル製品を採用しています。また、使い捨てができない内視鏡スコープや処置具は、内視鏡学会が定めたガイドラインを遵守し、徹底的な洗浄と滅菌を行って、検査ごとに洗浄・滅菌済のものをご用意しています。安全性の高い検査を行うことで、患者様の安心感につなげています。

胃カメラ検査の流れ

Step1 検査前日

検査前日の飲酒はお控えください。
19時までに消化の良い夕食をとり、その後は検査が終わるまで絶食です。なお、水や薄いお茶など透明で糖分が含まれない水分は飲んでも大丈夫です。

Step2 検査日朝

朝食は食べずにご来院ください。水分摂取は可能ですが、水や薄いお茶など透明で糖分が含まれないものをとってください。
内服している薬がある場合には、検査3時間前までにコップ1杯の水で内服します。ただし、糖尿病の方は、低血糖になる可能性がありますので、当日の内服やインスリン投与を避けてください。

Step3 来院

検査15分前にご来院ください。
問診を行い、前処置として胃の泡を消す薬の内服を行います。
鎮静剤を使用する場合には点滴を行い、鎮静剤を投与します。

Step4 検査

胃カメラ検査の所要時間は3~5分程度です。
なお、必要に応じて組織を採取し、病理検査やピロリ菌の検査を行うことがあります。

Step5 結果説明

検査をした医師が結果を丁寧にお伝えしています。
組織採取をした病理検査の結果は後日でますので、後日ご来院いただきます。
検査後の飲食は1時間後から可能です。最初は少量の水を口に含んで慎重に飲み、むせずに問題なく飲み込めるかを確かめてください。なお、当日は激しい運動を控えましょう。

胃カメラ検査で分かる病気

胃潰瘍

胃粘膜が深く傷付いた状態で、原因にはピロリ菌感染による慢性的な炎症、アルコールの過剰摂取、痛み止めや抗菌薬の内服などがあります。症状としては、・食後の心窩部痛、悪心、食欲不振、胸やけ、胃部の不快感などがあります。
潰瘍が深かったり、血管の上に形成されていると出血し、吐血・下血が起こります。
コーヒー残渣様の吐血、タール便が特徴です。出血が少ない場合には抗潰瘍薬で効果的な治療が可能です。ピロリ菌感染がある場合には、除菌治療に成功することで潰瘍や炎症の再発を抑えることができます。潰瘍や炎症を長期間続けてしまうと胃がんリスクが高くなってしまうため、早めに内視鏡内科を受診してしっかり治すようにしてください。

胃ポリープ

胃にできるポリープは、胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、炎症性ポリープ、腫瘍性ポリープなどがあり、このうち腫瘍性のポリープは発見したらすぐに切除が必要です。それ以外のポリープはがん化することがまれですから、定期的な経過観察を行います。また、胃底腺ポリープに関してはピロリ菌感染のない健康な胃粘膜にできやすいものですからリスクはかなり低く、切除だけでなく経過観察も必要としないことがあります。過形成性ポリープと炎症性ポリープでは、経過観察中にサイズが明らかに大きくなっていることがわかった時点で、出血やそれによる貧血を起こす可能性があれば切除を検討します。こうしたポリープの種類に関しては内視鏡検査中に組織を採取して、生検により確定診断します。

胃がん

胃がんのほとんどはピロリ菌感染による慢性胃炎が進行して発生しています。日本では胃がんの発症数や死亡者数が昔からかなり多かったことから研究が進んでいて、定期的な内視鏡検査により早期発見できれば完治も可能な病気になっています。特に浅い早期胃がんの場合は、広範囲のものでも内視鏡による切除が可能ですから、お体や日常生活にほとんど負担なく治療が可能です。ピロリ菌感染陽性の方と、以前陽性で除菌治療を受けた方、胃がんの家族歴がある方、慢性胃炎がある方は、胃がんリスクが高いため定期的な内視鏡検査が不可欠です。

慢性胃炎

ピロリ菌感染や他の要因による慢性的な胃の炎症が考えられる状態です。この慢性的な炎症により、胃や十二指腸の粘膜に傷ができ、胃の不快感が続くことがあります。さらに進行すると、胃粘膜が縮小する萎縮性胃炎を引き起こすことが知られています。この萎縮性胃炎は、胃がんのリスクを高める可能性がある状態です。多くの胃がん患者にピロリ菌の感染が見られますが、除菌治療によりピロリ菌は排除できます。ピロリ菌除去後は胃の状態が改善し、炎症の再発リスクが減少します。ピロリ菌感染の有無を確認する検査や治療は、健康保険が適用されます。ただし、そのためには慢性胃炎の診断や内視鏡検査が必要です。この検査では、組織を採取してピロリ菌の有無を調べます。
内視鏡検査なしでのピロリ菌検査や治療も選択できますが、これは自費診療となります。当院では、検査や治療の負担を減らすため、自費の検査や治療も手頃な価格で提供しています。
胃がんは早期に発見すれば治療が効果的ですが、進行すると治療が難しくなります。何かご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

逆流性食道炎

食道には胃の酸から守る防御機能がありませんので、胃からの酸や食物が逆流すると、食道に炎症が起きることがあります。これが逆流性食道炎と呼ばれる状態です。主な症状は胸の焼けるような感じや、口から酸っぱさや苦みを感じること、ゲップとともに上がってくるような味があります。胸の痛みや咳など、心臓の問題と似たような症状も出ることがあります。症状を和らげる薬がありますが、炎症を完全に治すまでの治療が大切です。
逆流性食道炎は、食生活やタイトな服、姿勢の悪さなどの生活習慣が原因で起こることが多いです。再発を避けるためには、生活習慣の見直しが必要です。炎症が続くと、バレット食道という病状に進行することがあり、その後食道がんにつながる可能性があります。食道がんは進行が速く、転移しやすいため、早期発見が重要です。逆流性食道炎が疑われる場合は、定期的な検査を受けることをおすすめします。

胃アニサキス症

アニサキスは、寄生虫の一種です。約15ミリの白い糸状の体を持ちます。近年、ニュースなどで取り上げられるようになり、ご存じの方も多いでしょう。
アニサキスは、オキアミというプランクトンの一種を食した魚介類を介してヒトに感染します。軽い腹痛を伴うケースから、激痛、腸閉塞に至るケースなど、さまざまです。アニサキスはヒトの体内に入ると約1週間で死んでしまいますので、全くの無症状で済むこともあります。
アニサキスは、内視鏡により除去することができます。除去後間もなく、症状は治まります。除去が難しい場合も、薬で症状を抑えることが可能です。
アニサキスは、「60度以上での1分以上の加熱」「マイナス20度以下での24時間以上の冷凍」によって死滅します。
サバ、イカ、カツオ、サンマなど魚介類を口にしたあとに、上腹部通、下腹部痛、吐き気、嘔吐、発熱などの症状が現れたときには、できるだけ早めに当院にご相談ください。

ピロリ菌感染症

ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌です。
胃炎や胃潰瘍などの胃の病気に深く関わっており、子供の頃に一度感染すると多くの場合は、除菌しない限り胃の中に棲み続けます。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんで特に再発を繰り返すときは、ピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の再発に関係してきます。

料金表
1割負担 3割負担
胃カメラ検査のみ 約2,000円 約6,000円
胃カメラ検査+病理組織検査 約3,000円 約9,000円
胃カメラ検査+ピロリ菌検査 約2,500円 約7,500円
胃カメラ検査+ピロリ菌検査+病理組織検査 約3,500円 約10,500円
鎮静剤追加オプション 約10円 約30円
胃カメラ検査予約フォーム

当院の大腸カメラ検査

当院の大腸カメラについて

日本では大腸がんの罹患者数が長く増加傾向にあります。大腸がんは早期に発見できれば日常に影響しない治療で完治が望めます。ただし、自覚症状に乏しいまま進行してから発見されることが多く、現在はがんによる死亡原因としても上位を占めています。
大腸がんの早期発見と正確な診断のためには、大腸カメラの検査が非常に重要です。自覚症状がない時期にも、定期的に大腸カメラを受けることで、早期発見につながることが期待されます。また、大腸カメラ検査では、将来的にがんへ進展する可能性のある大腸ポリープを同時に発見し、その場で取り除くこともできます。これにより、大腸がんのリスクを減少させることができます。
大腸がんの予防と早期発見を効果的に行うためには、症状がないときでも定期的に大腸カメラを受ける習慣を持つことが大切です。特に、50歳を過ぎると大腸がんのリスクが上昇する傾向があります。このため、40代に入ったら、大腸カメラ検査を一度受けてみてください。

当院の大腸カメラの特徴

痛みや不快感を最小限に抑える
無送気軸保持短縮法

大腸は大きく曲がっている長い臓器で、形状は個人差があります。また、強いねじれや癒着のあるケースも少なくありません。内視鏡スコープを挿入する際に手探りで進めると腸が圧迫され、痛みや不快感の原因になります。当院では、腸を圧迫することなく内視鏡スコープを挿入できる高度な無送気軸保持短縮法を用いることで、楽に受けられる検査を実現しています。
当院では、直腸からカメラを入れてから大腸の一番最後の回盲部までは1~3分以内と非常に短い時間で到達しますので患者さんの検査時の痛み、ストレスは大幅に軽減されます。

検査中に前がん病変の大腸ポリープ切除も可能

大腸がんの多くは放置された大腸ポリープから発生していますので、前がん病変の大腸ポリープを切除することは将来の大腸がん予防になります。当院では大腸カメラ検査中に発見した大腸ポリープをその場で切除する日帰り手術を行っています。これによって、大腸カメラ検査は、検査・治療・予防が可能になります。入院の必要がなくその日のうちにご帰宅できます。

お腹の張りを抑えた炭酸ガス送気

腸は大きく曲がっていますので、ヒダやシワの奥をすみずみまで確認するために空気を送り込んで腸をふくらませます。この方法だと検査後もお腹の張りで苦しい思いをする患者様が多くいらっしゃいます。従来使われていた空気は検査中から検査後にも長く膨満感が残ってしまいましたが、当院では吸収の早い炭酸ガスを送気する内視鏡炭酸ガス送気装置を用いることで苦痛を緩和し、安全でスムーズな検査につなげています。なお、この炭酸ガスは体内で二酸化炭素になって呼吸で体外へと速やかに排出されるため、お腹の張りが続くということを解消してくれます。

大腸カメラ検査の流れ

Step1 検査前日

午後8時以降はお食事をとらないようにしてください。水や薄いお茶といった糖分が含まれていない水分の補給には制限がありません。
夕食後に医師が指定した下剤を服用していただきます。

Step2 検査日朝

朝食は食べずにご来院ください。水分摂取は可能ですが、水や薄いお茶など糖分が含まれないものをとってください。

Step3 来院

検査着に着替えて検査の準備を行います。鎮静剤を使う検査の場合には、点滴を行い、検査直前に鎮静剤を投与します。

Step4 検査

検査の所要時間は10~20分程度です。ポリープ切除や組織採取を行う場合にはもう少しかかります。

Step5 結果説明

検査をした医師が結果を丁寧にお伝えしています。
なお、組織採取や大腸ポリープ切除を行った場合、検査結果に数日かかるので再度ご来院いただいて改めて結果をお伝えしています。

検査後、当日は遠出や激しい運動は避けてください。また大腸ポリープ切除を受けた場合には数日~1週間程度、運動、移動などに関する制限があります。

胃カメラ検査で分かる病気

大腸がん

1.5〜2mにも及ぶ腸管は、小腸と大腸に分けられ、右下腹部から始まり、時計回りに腹部を一周して肛門に至ります。ここでは、小腸での栄養成分の吸収後に、水分や電解質を取り込んで便を形成し、排泄をサポートしています。大腸がんは、盲腸や結腸、直腸に発生する可能性があります。特に、S字結腸や直腸近くでの発症が多く、全体の約1/3は直腸近辺、残りの大部分はS字結腸付近で見られます。

大腸ポリープ

大腸ポリープは大腸の内側に形成される突起で、そのサイズは数mmから数cmに及びます。主に腫瘍性と非腫瘍性の二つに分けられます。腫瘍性のポリープは全体の8割以上を占め、巨大化やがん化のリスクが高く、腺腫や大腸がんの原因となることがあります。形状は平坦、隆起、陥凹などさまざまです。一方、非腫瘍性のポリープは、過形成性や炎症性に分類されます。

潰瘍性大腸炎

大腸や小腸の内側の粘膜に炎症や潰瘍が生じる疾患で、原因ははっきりとしていません。これらの疾患は一般的に炎症性腸疾患と総称され、代表的なものには潰瘍性大腸炎やクローン病があります。大腸の内壁に潰瘍やびらんが形成され、繰り返し下痢や腹痛が起こることが特徴です。

感染性腸炎

下痢はよくある症状の一つで、発熱、嘔吐、腹痛とともに現れることがあります。腸の炎症が強いと、血便が見られることもあります。
主な原因はウイルスであり、多くは自然に回復します。感染源として食物がよく関わっており、「1週間以内に鳥の生食をした」場合はカンピロバクター、「2-3日前に生の牡蠣を食べた」場合はノロウイルスが考えられます。お子様が下痢をした場合、数日後に家族にうつることもあります。

虚血性腸炎

大腸の血管が一時的に閉塞され、大腸の壁が虚血になることで、粘膜の炎症や潰瘍が生じる疾患を虚血性腸炎といいます。特に左側の下行結腸での血流の低下が多く見られ、下痢、血便、腹痛などの症状が出ることがあります。

大腸憩室出血

大腸憩室は、大腸の壁が加齢とともに厚くなり、外に突出する状態を指します。その原因として、便秘による腸内の圧力上昇や食物繊維の不足が考えられます。発症する場所は、左側のS状結腸や右側の盲腸から上行結腸に分かれますが、日本人では右側のS状結腸によく見られます。憩室自体で症状が出ることはまれですが、憩室が炎症や出血を起こすと腹痛が生じることがあります。近年、食事の西洋化や高齢化の進行に伴い、大腸憩室に関連する疾患が増えてきています。

クローン病

大腸や小腸の粘膜に炎症や潰瘍が生じる疾患で、その発症の原因は明確ではありません。これらの疾患は一般的に炎症性腸疾患と呼ばれ、その代表例として潰瘍性大腸炎やクローン病が挙げられます。クローン病は1932年、ニューヨークのマウントサイナイ病院の医師であるクローン博士のチームによって、限局性回腸炎として初めて報告されました。特に若い世代で多く見られ、炎症や潰瘍は大腸や小腸はもちろん、小腸の末端部にも出現することがあります。病変と健康な組織の間に違いが見られるのが特徴で、血便、腹痛、体重減少などが主な症状です。

料金表
1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 約2,500円 約7,500円
大腸カメラ検査+病理組織検査 約3,000円 約10,000円
日帰り大腸ポリープ切除 約8,000円 約20,000円〜30,000円
鎮静剤追加オプション 約10円 約30円
大腸カメラ検査予約フォーム

内視鏡検査を実施している曜日

時間
胃カメラ 9:00〜11:40
大腸カメラ 14:00〜16:00

※土曜日の胃カメラ検査は9:00〜12:30(第1・3週のみ)となります

※祝日を除く

医師紹介

大切な患者さまへ

胃カメラや大腸カメラの検査時には、検査前にお食事を摂れない時間帯がございます。
検査予約後、看護師より折り返し連絡をしますので、その際に食事・内服薬等について説明をさせていただきます。

内視鏡担当ドクターよりメッセージ

技術が進歩して、内視鏡の機械は高性能になり、小型化(細くなる)してきています。当院では鼻から入れる胃カメラを使用していますので、無理なく安全な検査が可能です。胃カメラ・大腸カメラのことなら、私たちにおまかせください。

診察までの流れ
  1. 「胃」または「大腸」の内視鏡検査を選択の上、
    希望の検査をご予約ください。

  2. 当院より、折返しお電話いたします。

  3. ご予約日時にご来院ください。

24時間体制の救急医療

公平病院は、24時間体制の救急医療に対応しています。
当院は地域の二次救急病院に指定されており、他の医療機関と
連携・役割分担を図りながら、救急医療を行っています。
※救急外来での診療を希望される方は、事前にご連絡ください。

診察予約・変更ダイヤル

Tel.048-499-4895

(受付時間 10:00 - 18:00)

診察日のご予約・変更・キャンセルなど
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診療時間
9:00 - 13:00
13:00 - 18:00
外来診療時間
平日 9:00 - 13:00/13:00 - 18:00 
土曜 9:00 - 12:30(第1・3週のみ)
受付時間
平日 8:30 - 18:00 
土曜 8:30 - 12:30(第1・3週のみ)
休診
土曜(第2・4・5週)・土曜午後・日曜・祝祭日

※各診療科によって診療時間が異なりますので、詳しくは担当医表をご覧ください。

内科/外科/内視鏡内科/整形外科/形成外科/循環器内科/
糖尿病内科/腫瘍内科/緩和ケア内科/神経内科/乳腺外科/
リハビリテーション科
当院は日本医療機能評価機構の認定病院です。
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