2019.05.13

Cancer Board Square 2019年第5巻のご案内です。

当院病院長 公平 誠 医師が連載している記事が
「Cancer Board Square 2019年第5巻」に掲載されました。


今回は、医学研究の評価の仕方(批判的吟味)について解説しています。
医学研究は日本を含め世界各国で行われており、日々たくさんの医学系の研究論文が出版されています。臨床医学論文の数は2013年〜2015年の間で日本は世界5位で3年の平均値で1年あたり17,522本の論文が出版されています。世界では Top5の国の合計して約20万本の論文が出版されている状況です[1]。特に腫瘍学(がんの領域)は国内・世界ともに論文発表数が近年多くなってきています。


科学の発展により医学レベルが向上することは大変ありがたいことです。特にがん領域では医学の発展によりがん患者さんの生存期間も大幅に延伸してきました。これも研究の成果です。しかしながら、すべての研究が役にたつというわけではなく、世界中で発表されている医学論文も玉石混交で、たくさんの中から本当に信頼できて有用な論文かどうかを評価しなければならないのです。


そこで、私たち医師は新しい研究成果が発表される医学論文を読むときには
1) 真実に近い結果が得られるような研究手法が行われているか?(内的妥当性)
2) 研究の中だけでなく、一般的な集団(実際の患者さんたち)にその成果を当てはめられるのか?(外的妥当性)
などの観点から専門的に評価をしていきます。


がんの領域では「画期的な新治療」や「がんが治る」などのキャッチコピーのついた治療などの情報がでまあるときがあります。いま話題のフェイクニュースというわけではないのですが、研究成果やその論文があるからといっても必ずしも信頼に足るものでない場合も少なくないです。


当院では、国内のがん研究機関(国立がんセンターやがん研)などで臨床医学や臨床医学研究のトレーニングを積んだ腫瘍内科医ががん診療にあたっています。気になることや病気のことで悩んでいることなどのある方はぜひ当院までお気軽にご相談ください。


【参考文献】
1. Akiyoshi MURAKAMI and Masatsura IGAMI, "Benchmarking Scientific Research 2017," NISTEP RESEARCH MATERIAL, No.262, National Institute of Science and Technology Policy, Tokyo.
DOI: http://doi.org/10.15108/rm262


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