2018.11. 5

第1回日本腫瘍循環器学会に参加してきました。


当院病院長 公平 誠 医師が、2018年11月3日から4日まで浜松町コンベンションセンターにて開催されました第1回日本腫瘍循環器学会学術集会のシンポジウムに登壇いたしました。

日本腫瘍循環器学会は、がん患者さんが抱える心臓や血管の問題について、がんの専門医、循環器の専門医および関係する専門家が一堂に会して研究発表や講演を通して情報共有や協力体制確立のための交流を行われます。

近年、がん患者さんの高齢化や、がん治療の向上によりがん患者さんの循環器合併症が問題として国内外にて注目されるようになりました。せっかくがんが治っても、抱えていた心臓病が悪くなったり、新たに抗がん剤により心血管病を合併してしまうことで、全体としての予後が損なわれてしまうのはとても残念なことです。そこで、がん患者さんの生命予後や臓器の健康を保つために、がんに関連する循環器疾患に着目してケアの質を向上させようということが考えられています。

たとえば欧州では、欧州心臓病学会が中心になり、がん治療と心臓への毒性の管理についてのガイドラインが出版されており、抗癌薬による心血管合併症を1. 心筋機能不全・心不全、2. 冠動脈疾患3. 弁膜症4. 不整脈5. 高血圧症, 6.血栓性疾患7.末梢動脈疾患・脳卒中8.肺高血圧9.心膜疾患に分類しのタイプ別の治療・フォローアップ方法を記載しています[1]。

今回、公平 誠 医師は、抗がん剤と心毒性に関する講演を行い、抗がん剤治療中に発生する心毒性やその管理について紹介し、がんと心臓疾患に共通するリスク因子への介入とケアのためにはがん専門医・循環器専門医に加えて生活習慣病や心血管イベントの初期対応を担当するプライマリーケアの医師も協力することが大切であることについてお話しさせていただきました。

がん患者さんやがんサバイバーの方が増えている中で、がんだけでなく様々な健康にかかわる分野も合わせてトータルケアが必要とされてきていると思います。当院においても、腫瘍内科医を中心に循環器専門医・糖尿病専門医と協力しながらがん患者さんのケアの質を高める努力をしていきたいと思います。

参考文献
1. Zamorano JL, Lancellotti P, Rodriguez Muñoz D et al. 2016 ESC Position Paper on cancer treatments and
ardiovascular toxicity developed under the auspices of the ESC Committee for Practice Guidelines:  The Task Force for cancer treatments and cardiovascular toxicity of the European Society of Cardiology (ESC). Eur Heart J. 2016 Sep 21;37(36):2768-2801.

日本腫瘍循環器学会 HP
http://www.c-linkage.co.jp/onco-cardiology2018/

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