2019.10.25

がんサバイバーのための骨粗鬆症予防〜その2〜

こんにちは公平病院 腫瘍内科です。
先日、2019年10月18日の世界骨粗鬆症デーに合わせて院内展示企画を行わせていただきました。
イベントにご参加いただきましたみなさまありがとうございます。
当院はこれからも骨粗鬆症診療に取り組んでまいりたいと思います。


さて、前回に引き続き、がん患者さんやがんサバイバー(がん経験者)の方のために骨粗鬆症予防のガイドラインが米国臨床腫瘍学会(ASCO)より骨粗鬆症の予防方法について述べていきたいと思います。


【今回のテーマ】
★(転移性や進行したがんでない)がん患者さまを対象にしてどのような方法で骨粗鬆症を調べればよいのか?


1. 推奨①
前回提示した表1にあげるような骨粗鬆症による骨折がおこりやすいリスク因子を持つ(転移性や進行したがんでない)がん患者さまに対して骨密度検査のうちデキサ法の(dual energy x-ray absorptiometry: DXA)検査が推奨されます。いわゆる一般的な骨密度検査になります。一方、デキサ法が実施できなかったり、技術的に計測が難しい場合には他の骨密度検査(例:超音波検査、かかとの骨の骨密度検査)などの実施も検討します。
当院ではデキサ法を用いていますので、特に心配はありません。


DXA機械
image1.jpeg


2. 推奨②
転移性や進行したがんでない)がん患者さまで、骨量減少を引き起こす治療を受けていたり、ベースラインや以降の骨密度検査がFRAX(前回のブログ参照)で治療が必要な範囲に近い場合には 医療上の必要性に追う手骨密度検査の結果や骨量減少の推定に基づいて2年毎またはそれ以上の頻度で骨密度検査を行うことが推奨されます。検査は1年に1回以上の頻度は一般的に不要です。


ガイドラインでは上記のように記載になっています。
がん患者さんやがんサバイバーの方の場合には、がんの治療などにより骨密度が減少しやすい場合がありますので上記推奨に基づきながら骨密度を維持していくことが重要になります。


もし、がん患者さんやがんサバイバーの方でここ数年骨密度のチェックしていない!
という方がいらっしゃいましたらご相談ください。


表1とFRAXはこちら
https://kodaira.life/letter/doctor/-20191018-httpskodairalifeletterpharmacistpost-155php-asco-2015httpwwwjosteocomjaguidelinedoc15-1pdf.php)



参考文献:Shapiro CL, Van Poznak C, Lacchetti C et al. Management of Osteoporosis in Survivors of Adult Cancers With Nonmetastatic Disease: ASCO Clinical Practice Guideline. J Clin Oncol. 2019 Sep 18:JCO1901696.


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