2018.07.30

新臨床腫瘍学の第5版についてのご案内

2018年7月23日に日本臨床腫瘍学会はがんの教科書である、『新臨床腫瘍学 第5版』を南江堂より出版しました。
当院病院長 公平 誠 医師も第49章の「転移がんの治療」の骨転移の項目を執筆させていただきました。

新臨床腫瘍学はがんの診療に携わる医師が手にする代表的な教科書でがんの基礎的な内容から、各がんの各論にいたるまで最新情報が詰め込まれていて非常に勉強になる書籍です。

骨転移という病態は、がん細胞が血流などを介して骨に移動して骨の中で増殖することで骨を破壊していく病態です。
骨転移自体は多くのがんで認められますが、骨転移をきたしやすいがんとしては
乳がん、前立腺がん、甲状腺がん、肺がん、膀胱がん、腎臓がん、悪性黒色腫、胃がんなどが知られています。

骨転移が生じると骨が痛いだけでなく、背骨の転移では背骨の後ろ側を通る脊髄という大事な神経を痛めたり、小さなダメージで骨折したり、骨が溶け出して血液中のカルシムの濃度が上昇して意識が変化したりなどさまざまな症状を引き起こします。

骨転移の診断には、レントゲン、CT、MRI、骨シンチグラフィーやPET/CTなどを用いていきます。また、がんが本当に骨にあるかどうかを調べる場合や、その細胞の性質を調べたい場合には骨に針を刺して細胞を採取する生検などを行います。

骨転移の治療には様々なものがありますが
1)薬物療法
2)放射線治療
3)放射性製剤
4) 手術
5)骨セメント術
などがあります。詳細はここでは記載はいたしませんが、骨転移でお困りの方がいらっしゃいましたらいつでも当院腫瘍内科へご相談ください。

なお、当院病院長の公平 誠 医師は2015年3月に発刊されました
「骨転移診療ガイドライン」でガイドライン委員としてガイドラインの作成に参加してまいりました。

骨転移資料ガイドライン web
https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0203/G0000748/0001

また、同ガイドラインは英文誌にも発表されており
Diagnosis and treatment of bone metastasis: comprehensive guideline of the Japanese Society of Medical Oncology,
Japanese Orthopedic Association, Japanese Urological Association, and Japanese Society for Radiation Oncology.
として2016年にESMO Open誌より発刊されています。

pubmebでの検索は以下
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27843593

新臨床腫瘍学第5版.jpg

骨転移診療ガイドライン.png


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