こんにちは、栄養課です。
今回は家庭でつくる経口補水液のレシピについてご紹介します。
[材料]
水 1ℓ
塩 3g
砂糖 40g
レモン汁適量
[作り方]
上記の材料を清潔な容器にすべて入れてよく混ぜる
公平病院オリジナルラベルの水で経口補水液を作りました!
≪ポイント≫
・分量を正確に量ります。
・水は常温のものを使うと溶けやすいです。
・レモンを加えることでスッキリとした後味になります。
また、ゼラチンを加えてゼリータイプも作りました!
[材料]
経口補水液 300ml
粉ゼラチン 5g
[作り方]
①経口補水液50mlを温める(80℃以上)
②①にゼラチン5gを加えよく溶かす
③②に残りの経口補水液250mlを加えよく混ぜる
④清潔な容器に入れ冷蔵庫で冷やし固める
ゼリータイプは液体の飲み込みが難しい方や小さなお子さまなどは飲みやすいのではないでしょうか。
≪ポイント≫
経口補水液は火にかけすぎると水分が減り濃度が変わってしまうので、沸騰させないようにします。
≪感想≫
栄養課の職員で飲み比べてみました!
レモンが入らない経口補水液は塩味を感じ少し飲みにくい印象でしたが、レモンを入れた方では格段に飲みやすさがアップしました。
またゼリータイプも同様でレモンを最後に絞って入れた方ではパクパクとスプーンがすすみました。
レモンがいい仕事をするので、作る際はぜひ!
≪注意点≫
・日常的に飲用することはおすすめしません。
・市販の経口補水液が手元にない場合の緊急用としてください。
・市販の経口補水液に比べ、吸収速度は低下します。
・手作りですので、保存には向きません。その日のうちに飲みきるようにしてください。
・経口補水液には塩分と糖分が含まれているので、小さなお子さまや、高血圧、糖尿病、腎疾患など治療中の方は、必ずかかりつけの医師の指示に従ってください。
家庭で作る際は以上のことに注意をお願いします。