こんにちは、栄養課です。
3回にわたって経口補水液にスポットをあててきましたが、今回で最後となります。
最終回は経口補水液の飲み方、注意点についてまとめていきます。
★現在、いろいろなメーカーからたくさんの種類の経口補水液が発売されていますが、経口補水液は栄養補給や日常的な飲料ではありません。
十分に食事や水分が摂れないときや、摂った以上に体液が奪われた場合(熱中症、感染性胃腸炎、インフルエンザなど)に利用しましょう。
★脱水ではないときに経口補水液を摂取しても塩分や糖分の過剰摂取になるだけです。
十分に食事を摂取できるのなら、食事から水分や塩分を補給しましょう。
★食事と一緒に飲むことにより効果が弱まります。これは胃の中で食べものと経口補水液が混ざることによって経口補水液の組成が崩れ吸収効果が弱まるためです。
食事と経口補水液を飲むタイミングは30分以上間隔をあけた方が良いでしょう。
8月になり、暑さが増してきました。
今まで経口補水液について述べてきましたが、元気の源は「バランスの良い食事」や「十分な睡眠」です。
しっかり熱中症予防対策をして、元気に過ごしましょう!