当院では、患者様に安心してオンライン診療サービスをご利用いただくために「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(以下、指針)に沿って患者様に以下の点についてお願いがあります。
ご理解いただきたいこと
- 1. オンライン診療により生じる想定される診療上の不利益について
オンライン診療では、触診や医療機器を用いた診察・検査(※)を行なうことができないため診断するうえでの制限があります。また、処置や点滴治療なども行なうことができません。患者様の安全確保の観点から医師が必要と判断した場合には外来受診して頂く場合があります。
※看護師が同席してオンライン診療を行う場合には、医師の指示の下一部の検査・処置等が実施できます。
- 2. 急病・急変時の対応
オンライン診療では急病・急変時の対応ができません。その場合には、当院へご連絡いただき外来受診していただくか、緊急を要する場合には救急車の利用をお願いしております。
- 3. オンライン診療に適さない症状や病気について
上記のように、オンライン診療では診療の限界や緊急の病状への対応が困難であることを踏まえて以下に該当する場合にはオンライン診療をご提供いたしません。
- ・初診で未診断の疾患(発熱を伴わない感冒(かぜ)、花粉症、腹痛を伴わない下痢、不眠などを除く)
- ・急性疾患および発作、精神疾患、外傷、その他、検査や処置を要するもの
- 4. オンライン診療で使用するシステムにともなうリスクについて
スマートフォン端末のセキュリティ対策は、患者ご自身の責任で行っていただきます。情報漏洩等を防ぐため、ウイルス対策ソフトを導入し、OS・ソフトウェアは最新バージョンを使用するようにしてください。
患者様へのお願い
以下の項目は「指針」によりオンライン診療を受ける患者様の遵守事項として挙げられています。
- 1. オンライン診療で使用するアプリケーション、OSが適宜アップデートされることの確認をお願いします。医師側の了解なくビデオ通話を録音、録画、撮影は禁じられています。医師のアカウント等情報を診療に関わりのない第三者に提供はご遠慮ください。医師との通信中は、第三者が参加することはできません。ご家族等が同席する場合でも医師の許可が必要になります。
- 2. オンライン診療中に医師の指示なくチャット機能利用やファイルの送付などは行うことはお控えください。
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