1955年の今日、「広辞苑」の初版が発行されたそうです。
初版の収録語数は約20万語、定価は2000円だったとのことです。
こんにちは、リハビリテーション科です。
現在の広辞苑は、定価が9000円を超えており、初版は安いなと感じるかもしれません。
しかし、初版が発行された当時は、公務員の初任給が8000円程度であったようで、それを考えると非常に高価なものであったことが分かります。
一方で、初版が発行された際には印刷が間に合わないほど売れ、大ベストセラーになったそうです。
最近では、わからない言葉はインターネットで調べてしまうことが多くなりましたが、国語辞典で学んだ言葉は数えきれないほど多くあります。
デジタル化が進み、ますます本の辞典に触れる機会が減少していますが、これからも広辞苑をはじめとした国語辞典が多くの方に愛されていってほしいなと思います。